top of page

寛容と連携の日本動機づけ面接学会とは

ご挨拶

 

「行動変容を動機づける明確な方向性を持った来談者中心的面接スタイル」として定義づけられる動機づけ面接は、ニューメキシコ大学(米)のミラーWRとカーディフ大学(英)のロルニックSによって考案され、さらにさまざまな人々によって改良を積み重ねられてきました。

特定の手続きというよりは面接のスタイルであることによって、単独で用いられる以外にさまざまな他の治療・介入手段(内科・外科的治療、心理療法、社会的支援、司法介入等)と併用することができ、それらに乗り気でないクライエントに対し、クライエント自身の福祉向上に役立つ選択を動機づけることができます。

 

寛容と連携の日本動機づけ面接学会(JaSMINe)は、

1.さまざまな専門技術を有する専門家が動機づけ面接を有効利用できるように
2.動機づけ面接を身につけた専門家が別の専門技術を通して有効利用するために

ネットワークを構築していきたいと思います。

 

本学会の英語名(Japan Society of Motivational Interviewing for Network)をご覧いただけば分かる通り、本学会の主たる目的はネットワークにあります。
動機づけ面接自体の普及については、全国団体や地方の研究会が、さまざまな研修プログラムを提供していますので、本学会ではそれにさらに加わるのではなく、むしろ積極的に他団体の研修プログラムを紹介していくつもりです。ホームページ上に、他団体の研修会日程を把握できる限り掲載しているのは、その一環でもあります。

本学会にご参加いただいても、直接的に動機づけ面接のスキルが上がるわけではありません。一方で、それらに役立つ情報・人脈・人材にアクセスするために、本学会はかなり効率のよい媒体になっているだろうと自負する次第であります。

2015年9月
寛容と連携の日本動機づけ面接学会 副代表 加濃正人

学会理念

準備中

学会の歴史

準備中

bottom of page